受け身をやめる

受け身でいるのは何より簡単なこと

誰か悪い人を見つけ

自分は被害者と思えばいい

楽で賢いやり方

観察

分析側に回るのも

批評家ぶるのも

一番賢く

人の上に立てるやり方

分析するひとは

動いている人を

見る

外側から見る

そして

あいつがどうだの

警察のように

見張る

分析側は

誰でもできる

やる側は

臆病なひとはできない

分析されるのが怖いから

今まで自分がしていたことだ

笑われる側

分析される側にいるとき

正しいところにあると思う

笑う側より

笑われた方がいい

プレイヤーでいた方がいい

そっちの方がカッコいいから

泥臭く転んでも

起き上がればいいし

遠くで笑い声が聞こえたら

自分は向こう側の人間じゃなくて良かったと思える

自称知識人

心理学

批評家

分析官

決まって臆病なプライドの高い者が多い

内心はビクビクしている

それを隠すためさらに

知識や分析を勉強する

人の上に立つために

自分がやられて嫌なことはしない

ひとにやられて嫌なことは他人にしない

結局

一人一人にかかっている

自覚

自信

外に正解があるんじゃなく

それを待つのではなく

一人一人が理想だと思うひとになれば

よりよくなれる

誰もやらないなら

自分がやる

みんなより先に自分が大人になる

そのくらいの気持ちでやる

自分の足で立つ

そのチャンス

こういうひとがいたらいいな

それになる

自分がなる

なれるから

心に浮かぶんだから