印象派HSPのメモ

hspが自分に言い聞かせる言葉、心の声をメモして吐き出します

他人、大人、社会、ルール

昔から人と競うのが苦手で

競ってくる人がすごく嫌だった

勝負事を掛けられた時は

必ず譲っていた

初めから競う気がないからだ

学校に入ると嫌でも

他人と競わされる

テストの点数

足の速さ

そこでもやる気はなく

もちろんどんどん下の方へと下がっていった

クラスではあまりもののような位置にいた

自分としてはそれが全く納得できなかった

なぜ競争するのが当たり前なのか

どうやら

社会という場所は

弱肉強食の世界で

常に気を張って

いないと食われるようだ

それを聞いた時

社会で生きる気はないと思った

学校はまさに

その社会へ行くレールの上に乗っているようなもので

早くおりたかった

大人が言うには

レールから落ちると

大変なことになるらしい

とにかく恐怖で一杯だった

あの生まれた時の純粋さは

大人になるにつれて

なくなっていくんだな

汚れるということが

大人になるということかと

思っていた

周りは必死に宿題をして

いい子にして

先生の言うことを聞いて

レールで頑張っていた

自分は全くやる気がなかった

自分は落ちこぼれだ

ずっと

そう思っていた

 

でも

本当にそうか

小さい頃から絵がうまく

よくすごいなと

驚かれていた

絵は一人で描くもの

誰とも競わない

だから好きだった

書道もうまく褒められていた

勉強は嫌いじゃない

思いやりだって確かにある

礼儀だってわきまえているし

特に誰かを傷つけることをするほどアホでもない

なんで

落ちこぼれになったのだろう

ずっと

そう思っていた

絵は好きだけど

コンクールにはあまり出したくなかった

他人に評価される意味がわからなかった

表彰式も嫌いで

誰のための会なのか

わからなかった

それでも

ありがたいことに

よく

入賞していた

 

絵は自分が描きたいものを描く

それが好きだった

細かい絵がすきで

よく

紙に細かくペンで描いている

それがたのしかった

無心で描いていた

ある時

祖父からこう言われた

 

あなたが描く絵は細かいのはいいけどなにを描きたいのかわからない

 

??

なにを言っているのかわからなかった

描きたいように描いたらダメなんだ

伝わるって

誰のために?

子供が伝えられるメッセージなんてあるの?

 

他人の目が入った瞬間

その絵は

純粋じゃなくなる

 

コンクールだって

本当に

子供らしく描いたのか

それを狙ったのか

大人の

評価する側の

目をすごく気にしたものにしか見えなかった

 

こうやって

他者が入った瞬間

自分は

ピュアさを感じれなくなった

 

なにが本当の気持ちか分からなくなった

評価のためにやっているのか

 

そういう仕組みが

外にはある

社会という場所にはある

 

よくわからなかった

 

よくアーティストが

なぜその絵を描いたのか

インタビューされている

読んでいると

もっともらしいことを言う

賢そうな言葉をつかって

信念がある風のことを

いっている

もちろん

半分は本当かもしれない

でも

理由を答えられるのは

純粋なものではないと思う

それか

他人の目を気にした

繕った言葉

 

たのしいから

なんとなく

 

それでは

インタビューする側もこまるからとか

そんな感じ

 

大人にだけはなりたくない

賢そうな言葉は

外に出すものではない

そう思っている

 

人間が作ったルールは

ピュアではない

 

大人になりたい人たちは

気取りたいだけなんだと思う

カッコつけたい

酔いたい

 

苦労したい

 

そんな自分が好き

 

そんな感じだとおもう

 

もちろん否定するだろうけど

奥底では

そうだと思う

みんな演技だから

 

一度も仕事を楽しいと思ってやったことはない

 

難しい顔をして

まだなにも知らない子供に

教えてやるという

上から目線の

大人

 

社会の厳しさを教えたい人たち

苦しさを信じる人たち

 

そういう人たちから

離れたいと思っている